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復
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マタ
ふりがな文庫
“
復
(
マタ
)” の例文
つひしか、こんな言ひつけをしたことのない郎女の、性急な命令に驚いて、女たちは
復
(
マタ
)
、何か事の起るのではないか、とおど/\して居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
越中守として踏み歩いた
越路
(
コシヂ
)
の泥のかたが、まだ
行縢
(
ムカバキ
)
から落ちきらぬ内に、もう
復
(
マタ
)
、都を離れなければならぬ時の、迫つて居るやうな氣がして居た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
越中守として踏み歩いた
越路
(
コシヂ
)
の泥のかたが、まだ
行縢
(
ムカバキ
)
から落ちきらぬ内に、もう
復
(
マタ
)
、都を離れなければならぬ時の、迫つて居るやうな氣がして居た。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
越中守
(
ヱツチユウノカミ
)
として踏み歩いた
越路
(
コシヂ
)
の泥のかたが、まだ
行縢
(
ムカバキ
)
から落ちきらぬ内に、もう
復
(
マタ
)
、都を離れなければならぬ時の、迫つて居るやうな気がして居た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
思ふに「上り」を語原と主張する為には、五月幟風の
吹
(
フ
)
き
貫
(
ヌ
)
き・吹き流しの類を「のぼり」と言うた確かな証拠が見出されてから、
復
(
マタ
)
の御相談である。
まといの話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
▼ もっと見る
何々が模倣であり、何々が血統的相承であり、何々が独得であるか、さうした点は、
復
(
マタ
)
のをりに譲る。
市村羽左衛門論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
でないと、この考へが、
復
(
マタ
)
散らかつて行つてしまふ。おれの昔が、あり/\と
訣
(
ワカ
)
つて来た。だが待てよ。……其にしても一体、こゝに居るおれは、だれなのだ。だれの子なのだ。だれの
夫
(
ツマ
)
なのだ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
愈々魂をとり戻されたのか、と
瞻
(
マモ
)
りながら、はら/\して居る乳母であつた。唯、郎女は
復
(
マタ
)
、秋分の日の近づいて來て居ることを、心にと言ふよりは、身の内に、そく/\と感じ初めて居たのである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
愈々魂をとり戻されたのか、と
瞻
(
マモ
)
りながら、はら/\して居る乳母であつた。唯、郎女は
復
(
マタ
)
、秋分の日の近づいて來て居ることを、心にと言ふよりは、身の内に、そく/\と感じ初めて居たのである。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
漣の滋賀の
大曲
(
オホワダ
)
、
澱
(
ヨド
)
むとも、昔の人に
復
(
マタ
)
も遭はめやも(同)
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“復”の意味
《形容動詞》
復(また)
「また」を参照。
(出典:Wiktionary)
復
常用漢字
小5
部首:⼻
12画
“復”を含む語句
復習
復讐
往復
恢復
復活
回復
復活祭
復讎
復仇
修復
復興
復誦
反復
報復
亦復
復奏
恢復期
快復
復元
又復
...