跛足はそく)” の例文
今の西暦第十九世紀の醫道に至りては、おそらくはた持藥の名を口にするものなからむ。われはもとより譬喩ひゆ跛足はそくになり易きを知れば、こゝに持藥劇藥の事を論ぜず。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)