“旭光”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょっこう50.0%
あさひ37.5%
きよくくわう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晴れ渡った晩秋の旭光きょっこうがウラウラと山懐やまぶところの大邸宅を照し出すと、黄色い支柱を並べた外廊下に、白い人影が二つほど歩みあらわれた。
白菊 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
えゝも、乳母うばめは跛足ちんばぢゃ! こひ使者つかひには思念おもひをこそ、思念おもひのこよるかげ遠山蔭とほやまかげ追退おひのける旭光あさひはやさよりも十ばいはやいといふ。
新時代の世界文明は東西の文化を融合して我が極東帝国の上にあつまり、桜花爛漫らんまんとして旭光きよくくわうに匂ふが如き青史未載せいしみさいの黄金時代を作るべきを論じて
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)