“旭玉山”の読み方と例文
読み方割合
あさひぎょくざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
会員の中には私がこれからお話しようと思っている石川光明こうめい旭玉山あさひぎょくざん、金田兼次郎、島村俊明としあきの諸氏、蒔絵師では白山松哉まつやなどもいて
その人のいいますのに、これは旭玉山あさひぎょくざんという彫刻師の作で、この人は天保の頃浅草で生れ、初めは僧侶そうりょでしたが、象牙の彫刻を好んで種々の動物を造ったので、髑髏は最も得意なのだそうです。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
また本郷ほんごう天神前てんじんまえに、旭玉山あさひぎょくざんという牙彫家がいて弟子の五人十人も持ち、なかなか盛んであった。