“玉山”の読み方と例文
読み方割合
ぎょくざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お紋は元が元だけに、すっかり三人をつぶしてしまいました。あかりが入った時は、もう玉山ぎょくざん崩れて、足の踏み場もないほどの有様です。
赤島家に賊が這入って大金を奪い、且つ名器「玉山ぎょくざん」をかすめ去った事が新聞に洩れて仰々しく書き立てられた。
黒白ストーリー (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
玉山ぎょくざんまさに崩れんとして釘抜藤吉の頬の紅潮あからみ。満々と盃を受けながら、葬式彦兵衛が口詠くちずさんだ。