“旭座”の読み方と例文
読み方割合
あさひざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうはいったけれども、マンも、一度、その芝居をたい気持にもなって来て、三内町さんないまち旭座あさひざの方へ、歩を運んだ。光子にも意向を聞いてみると、大よろこびで、観る方に賛成したのである。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
まあ、宜いが、実は、何じや、あの旭座あさひざの株式一件な、あれがついまとまりさうぢやで、この際お打合うちあはせをして置かんと、『琴吹ことぶき』の収債とりたてが面白うない。お目に掛つたのがさいはひぢやから、ちよつとそのお話を
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
旭座あさひざの芝居を、につれて行ってくれると、約束しとったのに……」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)