“三内町”の読み方と例文
読み方割合
さんないまち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、波の音が聞えはじめるところから、二人は引きかえした。また、街の方へ入った。三内町さんないまちの角で立ちどまった。向かいあった。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
「七区?……おかしいなあ。七区というのは、松ヶ枝町、明治町、三内町さんないまち、……なにも、いざこざのあるわけはないが、……」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
三内町さんないまちで、「飛鳥あすか」という料理屋をやっている森新之助、その森と二人で、コレラ患者のまっただ中で、まっ裸になって、毎日、仲間を介抱したのに、コレラにかからなかったんですよ。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)