“あさひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
36.3%
朝日23.6%
朝陽19.1%
旭日12.1%
朝暾3.8%
旭光1.9%
1.3%
朝噋1.3%
0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しきりに起こる排外の沙汰。しかも今度の茶屋での件は諸外国との親睦を約した大坂西本願寺会見の日から見て、実に二日目の出来事だ。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
神々しき朝日つて祈念したこともあつたのです。ふとつたにははずつてんださうです。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
忍ヶ岡と太郎稲荷の森の梢には朝陽が際立ツてツてる。入谷は尚ほ半分靄に包まれ、吉原田甫は一面の霜である。
里の今昔 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
ナポリへと志し給はゞ、明後日は旭日のまだサンテルモ城(ナポリ府を横斷する丘陵あり、其の城を「カステル、サンテルモ」といふ)
そしてそれから何分かの後私は、例の港を俯瞰す部屋でかな朝暾を浴びながらモネス探偵と向い合っていた。
陰獣トリステサ (新字新仮名) / 橘外男(著)
姉と娘との間に立ッて、自分は外庭の方へ廻ッて往ッたが、見つけた、向うの垣根の下に露を含んで、さも美しく、旭光に映じて咲いていたの花を見つけた。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
吾が體内へ飮料食物を吸收するといふでも無く、意念の火の手を特に擧げるといふでも無いのに、午前一時より二時半頃までの氣合に比して、天明らかに昇る頃の氣合は、大に相違するで有らう。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
冬春にかぎらず雪の気物にふれてのおきたるやうになる、是を里言にシガといふ。戸障子よりも雪の気入りて坐敷にシガをなす時あり、此シガ朝噋温気をうくる処のはておつる。
たる形状蝋燭のながれたるやうなれど、里地のつらゝとたがひて屈曲種々のかたちをなして水晶にてに作りなしたるがごとく、玲瓏として透徹るがたるはものにふべきなしと