“ちょうとん”の漢字の書き方と例文
語句割合
朝暾100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦闘が終わって、城内の石垣の上や、門の扉に明るい朝暾ちょうとんが当たりはじめたころ、将兵が斬り合いの激しかった場所へ行ってみると、そこにもここにも獣の毛がちらばっている。
老狸伝 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)
野口、北村、沼尻ノ三権少属ハ各家累ヲひっさゲテ後継トル。コノ日ヤ天気牢霽ろうせい朝暾ちょうとん菊章ノ伝符でんぷニ映ジ閃閃せんせんトシテ光アリ。服部、水谷、永井ノ三生、児精一郎ラ送ツテ千住駅ニ到ル。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
朝暾ちょうとんすでに朱なりだ。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)