“てんびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天秤88.6%
天稟8.9%
天禀2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しな天秤てんびんおろした。おしなたけみじか天秤てんびんさきえだこしらへたちひさなかぎをぶらさげてそれで手桶てをけけてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
天稟てんびん的」権威、「合理的」権威に分け、またスメントは、政治的統合の態様を、「実体的」統合、「人格的」統合、「機能的」統合に分けている。
政治学入門 (新字新仮名) / 矢部貞治(著)
同君も文章そのものの苦労が大き過ぎて、「油地獄」や「かくれんぼ」に見せたような作者としての天禀てんびんを十分に延ばし切ることが出来なかったのではなかろうかと思う。
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)