“天堂”の読み方と例文
読み方割合
てんどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その者こそ、蜂須賀阿波守から、弦之丞を刺殺しさつせよと命ぜられて、大阪表から後になり先になって、ここまで尾行してきた原士はらし天堂てんどうかくだ。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あるラマ、この方は確かに神通力じんつうりきを得て居って、地獄に行くことも出来れば極楽あるいは天堂てんどうにも行くことが出来ると社会から信用されて居る方です。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「お家の興亡にかかわるほどの大事をお告げしに来たのだ、あの、天堂てんどうは」
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)