“辨天堂”の読み方と例文
読み方割合
べんてんだう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其方儀そのはうぎせん名主惣内妻さとは先妻せんさいに有之候へども一旦離縁りえん致し候上は違論ゐろん之なき筈の處右體の儀を根に持惣内へ遺恨ゐこんふくみ去る二月十九日下伊呂村辨天堂べんてんだう前大井河原に於て右惣内さと兩人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何時か九助承知うけたまはり其事をいきどほりねたみ居り候ゆゑ下伊呂村辨天堂べんてんだうまへ待伏まちぶせ致し惣内夫婦を殺したるに毛頭もうとう相違御座なく何卒明白の御吟味ひとへに願ひ奉つると矢張やはり同じ事を申立れば大岡殿是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
役人は發打はつたにらみ何事とは白々しら/″\し其方昨夜大井河原下伊呂村の辨天堂べんてんだうの前にて先名主せんなぬし惣内夫婦を切殺きりころしたるだん九郎兵衞が注進ちうしんに因て明白めいはくなれば則ち召捕めしとるなりと云ければ九助は彌々いよ/\驚て此九助人などを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)