“ソラ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:そら
語句割合
60.0%
20.0%
頂上20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところがまるで、追つかけるやうに、藤原の宮は固より、目ぬきの家竝みが、不意の出火で、其こそ、あつと言ふ間に、痕形もなく、ソラモノとなつてしまつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
はろ/″\に 冬され山の山の端は、ソラにかすみて、さびしかりけり湯場
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
短歌の方でも、病者・死人の為の祈願の歌や、挽歌の中に、屋根の頂上ソラや、蔦根ツナネ(つな・かげ)・柱などを詠んでゐるのは、大殿祭・新室寿の詞章の系統の末である。