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侍
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さぶらい
ふりがな文庫
“
侍
(
さぶらい
)” の例文
踊るものは、表向は町のものばかりというのであるが、皆
頭巾
(
ずきん
)
で顔を隠して踊るのであるから、
侍
(
さぶらい
)
の子が沢山踊りに行く。中には男で女装したのもある。女で男装したのもある。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
極
(
ごく
)
都合の
宜
(
い
)
い者になれば大名に抱えられて、昨日までの書生が今日は何百
石
(
こく
)
の
侍
(
さぶらい
)
になったと
云
(
い
)
うことも
稀
(
まれ
)
にはあった。
夫
(
そ
)
れに
引換
(
ひきかえ
)
て大阪は丸で町人の世界で、何も武家と云うものはない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
抽斎は
忽
(
たちま
)
ち
剥啄
(
はくたく
)
の声を聞いた。
仲間
(
ちゅうげん
)
が
誰何
(
すいか
)
すると、某貴人の
使
(
つかい
)
だといった。抽斎は引見した。来たのは三人の
侍
(
さぶらい
)
である。内密に
旨
(
むね
)
を伝えたいから、
人払
(
ひとばらい
)
をしてもらいたいという。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
“侍”の解説
侍(さむらい、サムライ)は、古代から中世にかけての日本における官人の身分呼称、あるいはそこから発展的に生じた武士の別名である。「伺候(しこう)する」「従う」を意味する「さぶらう」(旧仮名遣いでは「さぶらふ」〈候ふ/侍ふ〉)に由来する。
(出典:Wikipedia)
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
“侍”を含む語句
侍女
侍童
侍士
内侍
典侍
青侍
侍所
侍従
若侍
遠侍
侍婢
悪侍
侍烏帽子
侍者
田舎侍
公卿侍
直侍
侍中
脇侍
小侍
...