“侍婢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
をんな42.9%
はしため28.6%
こしもと28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしや良人が藝者狂ひなさらうとも、圍い者して御置きなさらうとも其樣な事に悋氣りんきする私でもなく、侍婢をんなどもから其樣な噂も聞えまするけれど彼れほど働きのある御方なり
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
見よかなたにひとりの天使ありて我等のもとに來らんとす、見よ第六の侍婢はしための、晝につかふること終りて歸るを 七九—八一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
「ナニ今日はあんなお嬢様然とした風をしているけれども、うちにいる時は疎末そまつ衣服なりで、侍婢こしもとがわりに使われているのです」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)