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唐歌
ふりがな文庫
“唐歌”の読み方と例文
読み方
割合
からうた
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からうた
(逆引き)
「何の
風情
(
ふぜい
)
もござらぬの。老人がお
肴
(
さかな
)
申そうかの」三太夫はやさしく微笑して、「
唐歌
(
からうた
)
の
一節
(
ひとくさり
)
吟ずるとしよう。そなたに対する
餞
(
はなむけ
)
じゃ」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
神尾主膳は、同じ家の
唐歌
(
からうた
)
という遊女の部屋に納まって、
太夫
(
たゆう
)
と
禿
(
かむろ
)
とを
侍
(
はんべ
)
らせて、
朱
(
あか
)
い
羅宇
(
らう
)
の長い
煙管
(
きせる
)
で煙草をふかしていると、
慌
(
あわただ
)
しく
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しかるに何事ぞや、その志を述ぶるを定義とせる詩に
訓
(
くん
)
して
唐歌
(
からうた
)
といひたるは、これやがて歌ふを旨とするなるわが国の歌を、誤りて、漢土の詩と同じく志を述ぶるものとなせるなり。云々。
人々に答ふ
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
唐歌(からうた)の例文をもっと
(3作品)
見る
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“唐”で始まる語句
唐突
唐
唐紙
唐土
唐桟
唐櫃
唐草
唐辛子
唐人
唐黍
“唐歌”のふりがなが多い著者
中里介山
正岡子規
国枝史郎