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侍
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さぶら
ふりがな文庫
“
侍
(
さぶら
)” の例文
「はい、引渡しましょう。秋や定。」と
急込
(
せきこ
)
むにぞ、側に
侍
(
さぶら
)
いける
侍女
(
こしもと
)
二
人
(
にん
)
、ばらばらと立懸くるを、遮って
冷笑
(
あざわら
)
い
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
窺
(
うか
)
がへば折節本陣より
侍
(
さぶら
)
ひ一人出來りぬれば
進
(
すゝ
)
み寄て天一坊樣には明日は
御逗留
(
ごとうりう
)
なるや又は
御發駕
(
ごはつが
)
に相成やと問けるに彼の侍ひ答て天一坊樣には明日は
當所
(
たうしよ
)
に御逗留の積なりとぞ答へたり
是
(
これ
)
は伊賀亮が兼ての
工
(
たくみ
)
にて若も酒井家より明日の
出立
(
しゆつたつ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
それは、それは愛々しい、
仇気
(
あどけ
)
ない
微笑
(
ほほえみ
)
であったけれども、この時の教頭には、素直に言う事を
肯
(
き
)
いて、
御前
(
おんまえ
)
へ
侍
(
さぶら
)
わぬだけに、人の悪い、
与
(
くみ
)
し易からざるものがあるように思われた。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
心得
(
こゝろえ
)
たか、と
語
(
かた
)
らせ
給
(
たま
)
へば、
羅漢
(
らかん
)
の
末席
(
まつせき
)
に
侍
(
さぶら
)
ひて、
悟顏
(
さとりがほ
)
の
周梨槃特
(
しゆりはんどく
)
、
好
(
この
)
もしげなる
目色
(
めつき
)
にて、わが
佛
(
ほとけ
)
、わが
佛殿
(
ほとけどの
)
と
道人
(
だうじん
)
の
問答
(
もんだふ
)
より、
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
を
衾
(
ふすま
)
の
男女
(
なんによ
)
の
睦言
(
むつごと
)
、もそつとお
説
(
と
)
きなされと
言
(
い
)
ふ。
妙齢
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“侍”の解説
侍(さむらい、サムライ)は、古代から中世にかけての日本における官人の身分呼称、あるいはそこから発展的に生じた武士の別名である。「伺候(しこう)する」「従う」を意味する「さぶらう」(旧仮名遣いでは「さぶらふ」〈候ふ/侍ふ〉)に由来する。
(出典:Wikipedia)
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
“侍”を含む語句
侍女
侍童
侍士
内侍
典侍
青侍
侍所
侍従
若侍
遠侍
侍婢
悪侍
侍烏帽子
侍者
田舎侍
公卿侍
直侍
侍中
脇侍
小侍
...