トップ
>
侍
>
ざむらい
ふりがな文庫
“
侍
(
ざむらい
)” の例文
ところへ、誰か急を訴えたとみえ、六波羅
侍
(
ざむらい
)
が四、五人、馬で駈けつけてくるがはやいか、群集を追って、門前でひらりと鞍から降りた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
維新の政変はお百姓の
出世時
(
しゅっせどき
)
というようなことを、都会に生れたものは口にしていたが、「お百姓の出世」とは、幕府
直参
(
じきさん
)
でない、地方
侍
(
ざむらい
)
の出世という意味で
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「あまりあたりをはばかりますゆえ、まだ
詰
(
つ
)
め
侍
(
ざむらい
)
が気がつかぬのでござりましょう。どれ……」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
庭の方の門から、またひとり田舎
侍
(
ざむらい
)
がさしまねく。見ると、池田勝三郎である。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
甲賀
侍
(
ざむらい
)
の
美濃部
(
みのべ
)
十郎。伊賀侍の
柘植半之丞
(
つげはんのじょう
)
などの顔も見える。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「関東
侍
(
ざむらい
)
は遊ばぬか」
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“侍”の解説
侍(さむらい、サムライ)は、古代から中世にかけての日本における官人の身分呼称、あるいはそこから発展的に生じた武士の別名である。「伺候(しこう)する」「従う」を意味する「さぶらう」(旧仮名遣いでは「さぶらふ」〈候ふ/侍ふ〉)に由来する。
(出典:Wikipedia)
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
“侍”を含む語句
侍女
侍童
侍士
内侍
典侍
青侍
侍所
侍従
若侍
遠侍
侍婢
悪侍
侍烏帽子
侍者
田舎侍
公卿侍
直侍
侍中
脇侍
小侍
...