“ざむらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
武士52.9%
35.3%
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は家中の若武士ざむらいと槍を合わし、剣を交じえ、彼らを散々に打ち負かすことによって、自分の誇りを養う日々のかてとしていたのであった。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
維新の政変はお百姓の出世時しゅっせどきというようなことを、都会に生れたものは口にしていたが、「お百姓の出世」とは、幕府直参じきさんでない、地方ざむらいの出世という意味で
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
それをいゝ事と心得、何故持って参った、師匠が馬鹿なら弟子まで馬鹿だ、馬鹿ざむらいとはなんじのことだわい
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)