“さんぴん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
武士45.5%
18.2%
三一18.2%
三品9.1%
從僕9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おウ、チョビ安といったな。此壺こいつをちょっくら預かってくんねえ。あのさんぴんたちに見つからねえようにナ、おらア、ぐるッとそこらを一まわりして、すぐ受けとりに来るからな」
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
亥「この三一さんぴんめ、生意気なことをするな」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ぬいながむるに是も亦違もなき天下三品さんぴんの短刀なりと拜見しをはりて大膳にもどし成程御證據の二品は慥なれ共天一坊殿に於ては僞物にせものに相違なしといふ此時このとき天忠席を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ピータ すれば、その從僕さんぴんさまのお帶劍こしのもの汝等ぬしら賤頭どたませてくれう。(短き鈍劍を拔いて揮り𢌞し)これ、大概たいがい大言ぶう/\めぬと、その太鼓面たいこづらをはりまげてつちなかへめりこますぞよ、は如何どうだ?