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侍
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かしづ
ふりがな文庫
“
侍
(
かしづ
)” の例文
そしていくら遅くなつてもかまはず、優しく
侍
(
かしづ
)
くんだ。そして愛情を起させるやうに女の方からしむけて行けば、柔よく剛を制すの道理だからね。
瘢痕
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
私もまたこの小さな國の老侯のやうに敬はれ、
侍
(
かしづ
)
かれ、慕はれて、餘生を讀書三昧に耽つた外祖
業隆
(
なりたか
)
翁の眞白な長髯のなつかしさを忘るる事が出來ぬ。
思ひ出:抒情小曲集
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
『そもさん。』
斯
(
か
)
ういふ熱心は、
漸
(
やうや
)
く三回目に、恵端の為に認められたといふ。それから朝夕師として
侍
(
かしづ
)
いて居たが、さて
終
(
しまひ
)
には、白隠も問答に究して
了
(
しま
)
つた。究するといふよりは、絶望して了つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
わが
侍
(
かしづ
)
き
護
(
まも
)
る
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
侍
(
かしづ
)
かれ、慕はれて、余生を読書三昧に耽つた外祖
業隆
(
なりたか
)
翁の真白な長髯の家で生れて——明治十八年一月二十五日——然る後古めかしい黒塗の駕籠に乗つて、まだ若い母上と柳河に帰つた。
水郷柳河
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“侍”の解説
侍(さむらい、サムライ)は、古代から中世にかけての日本における官人の身分呼称、あるいはそこから発展的に生じた武士の別名である。「伺候(しこう)する」「従う」を意味する「さぶらう」(旧仮名遣いでは「さぶらふ」〈候ふ/侍ふ〉)に由来する。
(出典:Wikipedia)
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
“侍”を含む語句
侍女
侍童
侍士
内侍
典侍
青侍
侍所
侍従
若侍
遠侍
侍婢
悪侍
侍烏帽子
侍者
田舎侍
公卿侍
直侍
侍中
脇侍
小侍
...