“品(ぼん)” の例文
下品(ぼん)の感傷とは、新派劇である。中品の感傷とはドストヱフスキイの小説である。上品の感傷とは、十字架上の耶蘇である、佛の涅槃である、あらゆる地上の奇蹟である。
散文詩・詩的散文 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
智者大師説『金光明経文句』の釈捨身品(ぼん)の虎子頭上七点あるを見て生まれてすでに七日なるを知る事『山海経』に出(い)づとあるが、予はかかる事『山海経』にあるを記(おぼ)えず。
『玉耶経』に邪盻(じゃけい)、『増一阿含』および『法華経』普門品(ぼん)また『大宝積経』また『大乗宝要義論』に悪眼、『雑宝蔵経』と『僧護経』と『菩薩処胎経』に見毒、『蘇婆呼童子経』に眼毒とあるが