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品
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ほん
ふりがな文庫
“
品
(
ほん
)” の例文
光厳の弟ぎみ、梶井ノ二
品
(
ほん
)
親王
(
しんのう
)
もここへ来合わされ、御門徒の勝行房、上林房以下二、三十人の法師武者らとともに
落人
(
おちゅうど
)
の列に入った。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
曾に三
品
(
ほん
)
以下の官は、意のままに任免することをお許しになり、宰相の着ける
蟒衣
(
ぼうい
)
と
玉帯
(
ぎょくたい
)
に添えて名馬をくだされた。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
こんなことをして、法華経二十八
品
(
ほん
)
を写し終る時分には、お銀様の身体の血は一滴も無くなってしまうかも知れません。お銀様はそれを承知なんでしょう。
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
法華経の
品
(
ほん
)
第二十五を声低う誦するに、何となく
平時
(
つね
)
よりは心も締まりて身に浸みわたる思ひの為れば、猶誠を籠めて誦し行くに天も静けく地も静けく、人も全く静まりたる、時といひ
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
宮は、二
品
(
ほん
)
の親王、征夷大将軍の正装で、
束帯
(
そくたい
)
のすそを侍臣に持たせ、車びさしの下へ、上手にお身をかがみ入れてから、外の殿ノ法印へ。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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それは巻の二の
品
(
ほん
)
の第五を、はじめから、お銀様はスラスラと読みました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“品”の意味
《名詞》
(しな)人が使用したり消費する対象。もの。品物。
(ヒン)人としての資質。品格。
(出典:Wiktionary)
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
“品”を含む語句
上品
物品
品物
一品
品質
贓品
玩弄品
品評
下品
手品
作品
品行
不品行
記念品
手遊品
此品
品位
品格
品々
手品師
...