“親王”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんのう66.7%
みこ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
光厳の弟ぎみ、梶井ノ二ほん親王しんのうもここへ来合わされ、御門徒の勝行房、上林房以下二、三十人の法師武者らとともに落人おちゅうどの列に入った。
私本太平記:08 新田帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
歌劇役者のような伊達だて者の若紳士が、白の手袋に白いスパッツを着用し、舞台の親王しんのうさまみたいに胸を張って私たちの真向いの額縁屋へ消えた——と思ったらすぐ
踊る地平線:05 白夜幻想曲 (新字新仮名) / 谷譲次(著)
是貞これさだ親王みこの家の歌合うたあはせに 読人しらす
すゞし (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
尽きせぬ親王みこのみうらみに
鎌倉 (新字新仮名) / 芳賀矢一(著)