“護良親王”の読み方と例文
読み方割合
もりながしんのう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのご、行方も知れず、といわれていた大塔ノ宮護良親王もりながしんのうは、先頃来、こつねんと吉野山の愛染宝塔あいぜんほうとうってとりでをきずき、諸国へむかって、公然
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
京都の公卿をして、再び護良親王もりながしんのうてつを踏ましむるなかれという気概のために、憎まるるものがないとはかぎらない。烈しく憎まるる時は暗殺される。
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
して、遠く護良親王もりながしんのうや、近く中山忠光卿のあとを踏ませてはならぬのじゃ……公家に人ありや、否や
大菩薩峠:30 畜生谷の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)