“とちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
途中97.8%
杜仲0.7%
蠹虫0.7%
途事0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼくは学校から帰る途中とちゅうたびたびカムパネルラのうちに寄った。カムパネルラのうちにはアルコールラムプで走る汽車があったんだ。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
管から吹き出している香水の中に、馬牙硝ばがしょう大腹子たいふくし杜仲とちゅうなどの、同じく××的香料が、まぜられてあったということを。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
然れども、これ国を誤まるの蠹虫とちゅうなり(拍手、喝采)。諸君はその宋儒の学問が支那と我くにの元気を遅鈍にし、為めに一国の衰弊すいへいを致せしを知るならん。
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)
投出ほうりだすと、る見るうちに、また四辺あたりが明るくなったので、私も思わず、笑いながら、再び歩出あゆみだして、無事に家に帰ったが、何しろ、塩鰹しおかつおを、そんな一時に食ったので、途事とちゅうのどかわいて仕方がない
狸問答 (新字新仮名) / 鈴木鼓村(著)