“とちゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
途中83.3%
肚中16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えゝ、一寸(ちよいと)お引合(ひきあ)はせ申(まを)しまする。此(この)男(をとこ)が其(そ)の、明日(みやうにち)双六谷(すごろくだに)の途中(とちゆう)まで御案内(ごあんない)しまするで。さあ、主(ぬし)、お知己(ちかづき)に成(な)つて置(お)けや。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
途中(とちゆう)に事故(じこ)があつて、着(ちやく)の時間(じかん)が珍(めづ)らしく三十分程(ぷんほど)後(おく)れたのを、宗助(そうすけ)の過失(くわしつ)でゞもあるかの樣(やう)に、待草臥(まちくたび)れた氣色(けしき)であつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
しかれども竊(ひそか)に謂(おもへら)く、賢者(けんしや)は旧悪(きうあく)をおもはずといふも事にこそよれ、冤謫(ゑんてき)懆愁(さうしう)のあまり讒言(ざんげん)の首唱(しゆしやう)たる時平大臣(しへいのおとゞ)を肚中(とちゆう)に深く恨み玉ひしもしるべからず。
しかれども竊(ひそか)に謂(おもへら)く、賢者(けんしや)は旧悪(きうあく)をおもはずといふも事にこそよれ、冤謫(ゑんてき)懆愁(さうしう)のあまり讒言(ざんげん)の首唱(しゆしやう)たる時平大臣(しへいのおとゞ)を肚中(とちゆう)に深く恨み玉ひしもしるべからず。