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待草臥
ふりがな文庫
“待草臥”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まちくたび
87.5%
まちくたびれ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まちくたび
(逆引き)
途中に事故があって、
着
(
ちゃく
)
の時間が珍らしく三十分ほど後れたのを、宗助の過失ででもあるかのように、
待草臥
(
まちくたび
)
れた
気色
(
けしき
)
であった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
出たる体に見せかけ明るき中より此押入に隠れ居たるも十時頃まで妾と金起が来らざりし故
待草臥
(
まちくたび
)
れて眠りたるなり
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
待草臥(まちくたび)の例文をもっと
(7作品)
見る
まちくたびれ
(逆引き)
然
(
しか
)
るに立花左仲は宮崎内記殿にて
種々
(
いろ/\
)
尋ねられし事ども
委細
(
ゐさい
)
主人へ申
聞
(
きけ
)
んと急ぎ立歸りて主税之助の前へ
出
(
いで
)
ければ主税之助は
待草臥
(
まちくたびれ
)
し
機
(
をり
)
ゆゑ直樣聲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
整
(
とゝ
)
のへ
坐
(
すわ
)
り居て
夫
(
それ
)
と見るよりお光さんか
定
(
さだ
)
めし
甲夜
(
よひ
)
からお出で有らうと
待草臥
(
まちくたびれ
)
て居りたるにと云へばお光も
莞爾
(
にこやか
)
に
吾儕
(
わたし
)
も早く來たいのは
山々
(
やま/\
)
なれど
父親
(
おとつさん
)
がお寢なさらぬので家が出られず
只
(
たゞ
)
氣
(
き
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
待草臥(まちくたびれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
待
常用漢字
小3
部首:⼻
9画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“待”で始まる語句
待
待遇
待合
待乳山
待兼
待遠
待伏
待構
待受
待設
検索の候補
草臥
草臥儲
草臥足
宵待草
臥待月
大草臥
御草臥
気草臥
立草臥
草臥休
“待草臥”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
沖野岩三郎
二葉亭四迷
作者不詳
夏目漱石
与謝野晶子
泉鏡花