“画趣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がしゅ50.0%
えごころ25.0%
ゑごゝろ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此萩の花ざかりにこまの悠遊する画趣がしゅが想われ、こんな所に生活する彼等が羨ましくなった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
迂濶うかつな根性にも慈悲の浸み透れば感涙とどめあえぬ十兵衛、だんだんと赤土のしっとりとしたるところ、飛石の画趣えごころかれあるところ
五重塔 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
親切に温和ものやさしく先に立て静に導きたまふ後について、迂濶な根性にも慈悲の浸み透れば感涙とゞめあへぬ十兵衞、段〻と赤土のしつとりとしたるところ、飛石の画趣ゑごゝろしかれあるところ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)