“ゑごゝろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
画趣50.0%
畫意50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親切に温和ものやさしく先に立て静に導きたまふ後について、迂濶な根性にも慈悲の浸み透れば感涙とゞめあへぬ十兵衞、段〻と赤土のしつとりとしたるところ、飛石の画趣ゑごゝろしかれあるところ
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
縈廻えいくわいして悠揚せまらず南に晴れやかに去る風情はまことに面白く、兩岸の巖壁沙汀のさまも好く、松や雜樹ざふき畫意ゑごゝろ簇立むらだつてゐるのもうれしい。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)