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帰趣
ふりがな文庫
“帰趣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きしゅ
60.0%
きしゆ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きしゅ
(逆引き)
しかし僕はもうずっと先きの方まで読んでいますが、この脚本の全体の
帰趣
(
きしゅ
)
というようなものには、どうも同情が出来ないのです。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
そうしてこの
帰趣
(
きしゅ
)
なくしては、工藝の美は花を開かないであろう。「多」に活きることに、工藝の全き存在があるのである。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
帰趣(きしゅ)の例文をもっと
(3作品)
見る
きしゆ
(逆引き)
この武士道によつて、現代日本の思潮に
帰趣
(
きしゆ
)
を知らしめる事が出来るならば、それは、独り日本の精神的文明に貢献する所があるばかりではない。
手巾
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
されど同座より帰途、予がふと予の殺人の動機に想到するや、予は
殆
(
ほとんど
)
帰趣
(
きしゆ
)
を失ひたるかの感に打たれたり。
嗚呼
(
ああ
)
、予は誰の為に満村恭平を殺せしか。
開化の殺人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
帰趣(きしゆ)の例文をもっと
(2作品)
見る
帰
常用漢字
小2
部首:⼱
10画
趣
常用漢字
中学
部首:⾛
15画
“帰”で始まる語句
帰
帰途
帰依
帰宅
帰路
帰趨
帰来
帰洛
帰京
帰省
“帰趣”のふりがなが多い著者
柳宗悦
幸田露伴
森鴎外
芥川竜之介