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出來
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いできた
ふりがな文庫
“
出來
(
いできた
)” の例文
新字:
出来
叩けば
緩
(
ゆる
)
やかに
出來
(
いできた
)
る
肴
(
さかな
)
はといきまけばまだ
聞
(
きゝ
)
に行た者が歸りませんと落付たり露伴
堪
(
こら
)
へず
其
(
そ
)
は
何處
(
いづこ
)
まで聞にやりしぞ一時間も掛るにまだ戻らぬかと
詞
(
ことば
)
を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
告て
臺所
(
だいどころ
)
へ下り
所化
(
しよけ
)
へも
厚
(
あつ
)
く禮を
述
(
のべ
)
居たる處へ奧の方より
侍僧
(
じそう
)
出來
(
いできた
)
り明日は
未明
(
みめい
)
の御供
揃
(
そろ
)
ひにて相良まで御出あるにより
陸尺
(
ろくしやく
)
仲間
(
ちうげん
)
を
支度
(
したく
)
すべしと申渡しけるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
われ
永遠
(
とこしへ
)
の光を視て汝の思ひの
出來
(
いできた
)
る
本
(
もと
)
を知る、なほかの光に照らされてわれ自ら輝くごとし 一九—二一
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
從者
(
ずさ
)
はやがて門に立ちよりて、『瀧口入道殿の庵室は茲に非ずや。
遙々
(
はる/″\
)
訪
(
たづ
)
ね來りし主從二人、こゝ開け給へ』と呼ばはれば、内より
燈
(
ともしび
)
提
(
さ
)
げて
出來
(
いできた
)
りたる一個の僧
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
酒亭の
女主人
(
をみなあるじ
)
色を變じて馳せ來りて云ふやう。氣の毒なることこそ
出來
(
いできた
)
り候ひぬれ。
岸區
(
リド
)
の
優
(
すぐ
)
れたる舟人六人未だ海より歸らずして、
就中
(
なかんづく
)
憐むべきアニエエゼは子供五人と共に岸に坐して待てり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
見て汝は何者なるや
我
(
われ
)
今宵
(
こよひ
)
此質屋へ忍び入り思ひの
儘
(
まゝ
)
に
盜
(
ぬす
)
まんと
今
(
いま
)
引窓
(
ひきまど
)
より
這入
(
はひり
)
たるに屋根にて
足音
(
あしおと
)
する故
不思議
(
ふしぎ
)
に
思
(
おも
)
ひ
出來
(
いできた
)
りたり汝聲を立てなば一
討
(
うち
)
と
氷
(
こほり
)
の如き
刄
(
やいば
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
通
(
つう
)
じければ山内先生の御出とならば自身に
出迎
(
でむかう
)
べしと何か
下心
(
したごころ
)
のある天忠が
出來
(
いできた
)
る
行粧
(
ぎやうさう
)
は
徒士
(
かち
)
二人を先立自身は
紫
(
むらさ
)
きの
法衣
(
ころも
)
に
古金襴
(
こきんらん
)
の
袈裟
(
けさ
)
を
掛
(
かけ
)
頭
(
かしら
)
には
帽子
(
ばうし
)
を戴き右の手に
中啓
(
ちうけい
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
來
部首:⼈
8画
“出來”で始まる語句
出來事
出來上
出來心
出來得
出來兼
出來合
出來難
出來助
出來居
出來島