-
トップ
>
-
續
>
-
つゞい
切付たる鞍覆馬一疋
供鎗三十本其餘兩掛合羽駕籠茶瓶等なり
續て常樂院天忠和尚四人徒士にて金十六
菊の紋を附たる先箱二ツ打物を
携へて
相隨ひ山内伊賀亮には
黒羽二重の
袷小袖に
柿染の
長上下その外赤川大膳藤井
左京皆々麻上下にて
續て隨ひ來る
其行粧は
威風堂々として四邊を
的とお節も
續て立上り是非ともお願ひ申た上お
聞入のない時は御家老樣の御
玄關で其儘
舌を
喰切つゝ死して夫の
身代りにと云ば藤八
打點頭オヽ
能云た其
位度胸を