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幾里
ふりがな文庫
“幾里”の読み方と例文
読み方
割合
いくり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくり
(逆引き)
幾里
(
いくり
)
も幾里ものあいだ、ただいちめんに青すすきの波である。その一すじの道を、まッくろな一
群
(
ぐん
)
の人間が、いそぎに、いそいでいく。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幾里
(
いくり
)
ともなき
流
(
なが
)
れに
霞
(
かすみ
)
をひきたるがごとく、朝より夕べまで
悉
(
こと/″\
)
く川上へつゞきたるがそのかぎりをしらず、川水も見えざるほど也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
燬
(
や
)
く
樣
(
やう
)
な
日
(
ひ
)
の
下
(
した
)
に、
渦
(
うづ
)
を
捲
(
ま
)
いて
狂
(
くる
)
ひ
出
(
だ
)
しさうな
瓦
(
かはら
)
の
色
(
いろ
)
が、
幾里
(
いくり
)
となく
續
(
つゞ
)
く
景色
(
けしき
)
を、
高
(
たか
)
い
所
(
ところ
)
から
眺
(
なが
)
めて、
是
(
これ
)
でこそ
東京
(
とうきやう
)
だと
思
(
おも
)
ふ
事
(
こと
)
さへあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
幾里(いくり)の例文をもっと
(6作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
里
常用漢字
小2
部首:⾥
7画
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