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相争
ふりがな文庫
“相争”の読み方と例文
読み方
割合
あひあらそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あひあらそ
(逆引き)
その声は急に
噪
(
さわがし
)
く、
相争
(
あひあらそ
)
ふ
気勢
(
けはひ
)
さへして、はたはたと
紙門
(
ふすま
)
を
犇
(
ひしめ
)
かすは、
愈
(
いよい
)
よ
怪
(
あや
)
しと
夜着
(
よぎ
)
排却
(
はねの
)
けて起ち行かんとする時、ばつさり紙門の倒るると
斉
(
ひとし
)
く、二人の女の姿は貫一が
目前
(
めさき
)
に
転
(
まろ
)
び
出
(
い
)
でぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
実
(
げ
)
に彼は火の
如何
(
いか
)
に
焚
(
も
)
え、如何に
燬
(
や
)
くや、と
厳
(
おごそか
)
に
監
(
み
)
るが如く
眥
(
まなじり
)
を裂きて、その立てる処を一歩も移さず、風と烟と
焔
(
ほのほ
)
との
相雑
(
あひまじは
)
り、
相争
(
あひあらそ
)
ひ、
相勢
(
あひきほ
)
ひて、力の限を互に
奮
(
ふる
)
ふをば、
妙
(
いみじ
)
くも
為
(
し
)
たりとや
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
相争(あひあらそ)の例文をもっと
(1作品)
見る
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
争
常用漢字
小4
部首:⼅
6画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模