みよう)” の例文
みなみよう恰好かつこうをした人間にんげんで、それは今日こんにちみなみアフリカの土人どじんブッシュマンなどが非常ひじようてゐるのです。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
なん醉漢すいかん心中しんちう暴露ばくろするのみようなる。さらすゝんで我妻わがつま我娘わがむすめだんじ、むすめ婬賣いんばいすることまで、慚色はづるいろなくづるにいたりては露國ロコク社界しやかいおどろくべきにあらずや。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
ある、いつものように竹藪たけやぶんでますと、一本いつぽんみようひかたけみきがありました。
竹取物語 (旧字旧仮名) / 和田万吉(著)
浮とにらめくらをしている連中よりはましですね。ちょうど歯どめがなくっちゃ自転車へ乗れないのと同程度ですからねと野だはみような事ばかり喋舌しゃべる。よっぽどなぐりつけてやろうかと思った。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)