“我妻”の読み方と例文
読み方割合
わがつま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カピ長 やゝ、これは! おゝ、我妻わがつまよ、あれ、さしませ、愛女むすめ體内みうちからながるゝ! えゝ、このけん住家すみかをば間違まちがへをったわ。
 花見の中にまじりて行けば美人が綺羅きらを着飾りて沢山出で来る故に、あのやうな女を我妻わがつまにしたい、このやうな娘も我妻にしたいと思ふといふことなり。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
なん醉漢すいかん心中しんちう暴露ばくろするのみようなる。さらすゝんで我妻わがつま我娘わがむすめだんじ、むすめ婬賣いんばいすることまで、慚色はづるいろなくづるにいたりては露國ロコク社界しやかいおどろくべきにあらずや。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)