“わがつま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
我妻55.6%
我良人22.2%
吾夫11.1%
我夫11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
 花見の中にまじりて行けば美人が綺羅きらを着飾りて沢山出で来る故に、あのやうな女を我妻わがつまにしたい、このやうな娘も我妻にしたいと思ふといふことなり。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
戻らうか、戻らうか、あの鬼のやうな我良人わがつまのもとに戻らうか、あの鬼の、鬼の良人つまのもとへ、ゑゑやと身をふるはす途端、よろよろとして思はず格子にがたりと音さすれば
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
その懷かしきは何ぞ、その騁するは何をあてぞといはば、われ自ら答ふるところを知らず。されど夢に吾夫わがつまたるべき耶蘇やそを見、又聖母マドンナを見るときは、我心はこれに慰められたり。
かくて御國みくに我夫わがつま
お百度詣 (旧字旧仮名) / 大塚楠緒子(著)