“慚色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ざんしよく50.0%
はづるいろ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曰く何、曰く何、婦女子と雖も猶ほ口にせざるが如き軟弱論を唱導伝播して更に慚色ざんしよくなし。何んぞ其心事の陋劣にして、其主義の野卑なるや。
警戒すべき日本 (新字旧仮名) / 押川春浪(著)
なん醉漢すいかん心中しんちう暴露ばくろするのみようなる。さらすゝんで我妻わがつま我娘わがむすめだんじ、むすめ婬賣いんばいすることまで、慚色はづるいろなくづるにいたりては露國ロコク社界しやかいおどろくべきにあらずや。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)