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慚悔
ふりがな文庫
“慚悔”の読み方と例文
読み方
割合
ざんかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんかい
(逆引き)
良心は
疾呼
(
しっこ
)
して渠を責めぬ。悪意は
踴躍
(
ゆうやく
)
して渠を励ませり。渠は疾呼の
譴責
(
けんせき
)
に
遭
(
あ
)
いては
慚悔
(
ざんかい
)
し、また踴躍の教峻を受けては然諾せり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
森先生の
渋江抽斎
(
しぶえちゅうさい
)
の伝を読んで、抽斎の一子
優善
(
やすよし
)
なるものがその友と
相謀
(
あいはか
)
って父の蔵書を持ち出し、酒色の資となす記事に及んだ時、わたしは自らわが過去を顧みて
慚悔
(
ざんかい
)
の念に
堪
(
た
)
えなかった。
梅雨晴
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
慚悔(ざんかい)の例文をもっと
(2作品)
見る
“慚悔”の意味
《名詞》
罪過を恥じ、悔いること。慚愧。
(出典:Wiktionary)
慚
漢検1級
部首:⼼
14画
悔
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“慚”で始まる語句
慚愧
慚
慚死
慚色
慚恚
慚憤
慚改
慚汗
慚謝
慚愧心
“慚悔”のふりがなが多い著者
永井荷風
泉鏡花