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地面
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じめん
ふりがな文庫
“
地面
(
じめん
)” の例文
そのため、いまにも
地面
(
じめん
)
にさわりそうです。ズルスケはこのガンめがけて、思いきり高く
跳
(
は
)
ねあがりました。が、またまた
失敗
(
しっぱい
)
です。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「あたしは、すみれを
鉢
(
はち
)
に
移
(
うつ
)
してやりましょう。」と、
竹子
(
たけこ
)
さんはいって、すみれをば
地面
(
じめん
)
から
離
(
はな
)
して、
素焼
(
すや
)
きの
鉢
(
はち
)
の
中
(
なか
)
に
移
(
うつ
)
しました。
つばきの下のすみれ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、いつのまにか、女の子は、
地面
(
じめん
)
の上の人間の
世界
(
せかい
)
に、それもおかあさんの家からあまり遠くないところにあがっていたのです。
ホレおばあさん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
月は野の向こうに
昇
(
のぼ
)
って、まるく
輝
(
かがや
)
いていた。
銀色
(
ぎんいろ
)
の
靄
(
もや
)
が、
地面
(
じめん
)
とすれすれに、また
鏡
(
かがみ
)
のような
水面
(
すいめん
)
に
漂
(
ただよ
)
っていた。
蛙
(
かえる
)
が語りあっていた。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
葉子はぼんやりそこに立って、そこに字でも書き残してあるかのように、暗い
地面
(
じめん
)
をじっと見つめていた。確かにあの女に違いなかった。
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
▼ もっと見る
狐
(
きつね
)
は、しばらくあちこち
地面
(
じめん
)
を
嗅
(
か
)
いだり、とんとんふんでみたりしていましたが、とうとう一つの大きな石を
起
(
お
)
こしました。
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
白い紙きれは、人びとの頭の上をかすめて、
地面
(
じめん
)
に落ちました。みんなが、争ってそれを拾っています。その紙きれには
電人M
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そして
殘
(
のこ
)
つた
四分
(
しぶん
)
の
三
(
さん
)
の
雨
(
あめ
)
が
葉
(
は
)
から
枝
(
えだ
)
、
枝
(
えだ
)
から
幹
(
みき
)
へ
流
(
なが
)
れて、
徐々
(
じよ/\
)
に
地面
(
じめん
)
に
落
(
お
)
ち、そこにある
落
(
お
)
ち
葉
(
ば
)
に
吸
(
す
)
ひ
取
(
と
)
られるのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
障子
(
しようじ
)
のような
建具
(
たてぐ
)
に
火
(
ひ
)
が
燃
(
も
)
えついたならば、この
建具
(
たてぐ
)
を
倒
(
たふ
)
すこと、
衣類
(
いるい
)
に
火
(
ひ
)
が
燃
(
も
)
えついたときは、
床
(
ゆか
)
又
(
また
)
は
地面
(
じめん
)
に
一轉
(
ひところ
)
がりすれば、
焔
(
ほのほ
)
だけは
消
(
き
)
える。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
ところで、この四
人
(
にん
)
の、大きい人たち、
強
(
つよ
)
い人たち、
元気
(
げんき
)
な
人
(
ひと
)
たちは、
急
(
きゅう
)
に
立
(
た
)
ちどまります。
地面
(
じめん
)
に一
匹
(
ぴき
)
の生きものが
跳
(
と
)
んでいるのを見つけたのです。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
分
(
わか
)
った。老人の胸はまっ赤であった。
地面
(
じめん
)
におびただしく血が流れていた。傷は、
弾丸
(
だんがん
)
によるものだった。
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そのこやはたいそうみすぼらしくて、
屋根
(
やね
)
は
地面
(
じめん
)
とすれすれのところまでも、おおいかぶさっていました。
雪の女王:七つのお話でできているおとぎ物語
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
その
時
(
とき
)
、
空
(
そら
)
から
雲
(
くも
)
に
乘
(
の
)
つた
人々
(
ひと/″\
)
が
降
(
お
)
りて
來
(
き
)
て、
地面
(
じめん
)
から
五尺
(
ごしやく
)
ばかりの
空中
(
くうちゆう
)
に、ずらりと
立
(
た
)
ち
列
(
なら
)
びました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
ただこの景色を一
幅
(
ぷく
)
の
画
(
え
)
として
観
(
み
)
、一
巻
(
かん
)
の詩として読むからである。
画
(
が
)
であり詩である以上は
地面
(
じめん
)
を貰って、開拓する気にもならねば、鉄道をかけて
一儲
(
ひともう
)
けする
了見
(
りょうけん
)
も起らぬ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
庭
(
にわ
)
には木も石もなく、ただ
平
(
たい
)
らな
地面
(
じめん
)
が高い
壁
(
かべ
)
に取り
巻
(
ま
)
かれてるきりでした。
強い賢い王様の話
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
青服
(
あおふく
)
がなにかいいかけるのを
聞
(
き
)
かばこそ、
台
(
だい
)
じりをさかさに
銃
(
じゅう
)
を
振
(
ふ
)
り
上
(
あ
)
げて、
力
(
ちから
)
いっぱい
折
(
お
)
れよとばかり
地面
(
じめん
)
にたたきつけました。
春はよみがえる
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
大きなりっぱな木々は、まだ葉をつけてはいませんが、その下の
地面
(
じめん
)
には、白、黄、青の、色とりどりの春の草花が
咲
(
さ
)
いています。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
「だが、あの石は
地面
(
じめん
)
へおっこってきたじゃあないか。おれがいまほうってみせるのはな、二度ともどってこやしないんだぞ。」
いさましい ちびの仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「一面どころじゃありません。そらのはずれから
地面
(
じめん
)
の
底
(
そこ
)
まですっかり光の
領分
(
りょうぶん
)
です。たしかに今は光のお酒が地面の
腹
(
はら
)
の
底
(
そこ
)
までしみました。」
チュウリップの幻術
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
しかし、
夜
(
よる
)
になると
森林
(
しんりん
)
は、
枝葉
(
えだは
)
で
土地
(
とち
)
をおほつてゐますから、その
地面
(
じめん
)
と
空氣
(
くうき
)
と、
𤍠
(
ねつ
)
を
放散
(
ほうさん
)
するのを
妨
(
さまた
)
げるので、そこの
空氣
(
くうき
)
は
冷
(
ひ
)
え
方
(
かた
)
が
少
(
すくな
)
いことになります。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
そのときは、見あげるほど高い木が、どしんという大きな音をたてて、
地面
(
じめん
)
の上にたおされました。
もみの木
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
もう四人は
草原
(
くさはら
)
の中へはいっています。しばらくすると、草が
深
(
ふか
)
く
茂
(
しげ
)
っている
柔
(
やわら
)
かい
地面
(
じめん
)
に、足がめり
込
(
こ
)
んでいくのがわかります。もう少し行くと、
膝
(
ひざ
)
のところまで
泥
(
どろ
)
の中にはまり
込
(
こ
)
みます。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
あたりはひっそりとしていた。ゴットフリートの顔にうかんでる
神秘的
(
しんぴてき
)
な感じに、クリストフも引きこまれていった。
地面
(
じめん
)
は
影
(
かげ
)
におおわれており、
空
(
そら
)
はあかるかった。
星
(
ほし
)
がきらめきだしていた。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
「まるで
地面
(
じめん
)
の下でほえているように聞える」
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
うすく
湿
(
しめ
)
った、
地面
(
じめん
)
に
落
(
お
)
ちたとんぼは、もう
話
(
はな
)
しかけることすらできなければ、その
身
(
み
)
を
運命
(
うんめい
)
にまかせるより、ほかになかったのでした。
寒い日のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
秋には
地面
(
じめん
)
におちたクルミや
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
をあつめて、うろのなかにはこびこみました。クルミは冬のあいだの食べものなのです。
マリアの子ども
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
どこを見まわしても、
地面
(
じめん
)
の上にはもう雪はないのに、大きなマツの枝の下だけには、まだ雪がずいぶんつもっています。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
達二
(
たつじ
)
はすっかり太い白いたすきを
掛
(
か
)
けてしまって、
地面
(
じめん
)
をどんどん
踏
(
ふ
)
みました。
楢夫
(
ならお
)
さんが空に
向
(
むか
)
って叫んだのでした。
種山ヶ原
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
森林
(
しんりん
)
でおほはれてゐる
土地
(
とち
)
は、
日光
(
につこう
)
は
枝葉
(
えだは
)
で
遮
(
さへ
)
ぎられて、
地面
(
じめん
)
を
温
(
あたゝ
)
めることが
少
(
すくな
)
いのと、もう
一
(
ひと
)
つは、
日光
(
につこう
)
が
直射
(
ちよくしや
)
によつて
葉
(
は
)
の
面
(
めん
)
の
水分
(
すいぶん
)
が
蒸發
(
じようはつ
)
するときに、
多量
(
たりよう
)
の
潜熱
(
せんねつ
)
を
必要
(
ひつよう
)
とします。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
うぐいすは、しばらく
枝
(
えだ
)
に
止
(
と
)
まっていました。そのうち
地面
(
じめん
)
に
降
(
お
)
りてきました。うぐいすは、
小
(
ちい
)
さなすみれの
花
(
はな
)
を
見
(
み
)
つけました。
すみれとうぐいすの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
お
妃
(
きさき
)
さまは、とあるうっそうとした大きな森のなかにはいりました。そこで、お妃さまは
地面
(
じめん
)
にひざまずいて、
神
(
かみ
)
さまにおいのりをしました。
手なしむすめ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
向
(
む
)
こうに魚の
骨
(
ほね
)
の形をした
灰
(
はい
)
いろのおかしなきのこが、とぼけたように光りながら、
枝
(
えだ
)
がついたり手が出たりだんだん
地面
(
じめん
)
からのびあがってきます。
ありときのこ
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
窓
(
まど
)
の
下
(
した
)
の
男
(
おとこ
)
が
立
(
た
)
っている
足
(
あし
)
もとの
地面
(
じめん
)
には、
白
(
しろ
)
や、
紅
(
あか
)
や、
青
(
あお
)
や、いろいろの
草花
(
くさばな
)
が、
月
(
つき
)
の
光
(
ひかり
)
を
受
(
う
)
けてくろずんで
咲
(
さ
)
いて、
香
(
にお
)
っていました。
月夜と眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そうすると、
金貨
(
きんか
)
が雨のようにふってきます。ですから、
職人
(
しょくにん
)
のほうでは、それを
地面
(
じめん
)
からひろいあげるだけで、なんの
苦労
(
くろう
)
もいらないのでした。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
それもほんの
一瞬
(
いっしゅん
)
のこと、すぐに闇は青びかりを
押
(
お
)
し
戻
(
もど
)
し、花の像はぼんやりと白く大きくなり、みだれてゆらいで、時々は
地面
(
じめん
)
までも
屈
(
かが
)
んでいました。
ガドルフの百合
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
いつしか、
秋
(
あき
)
となり、
冬
(
ふゆ
)
となりました。
冬
(
ふゆ
)
には、
寒
(
さむ
)
い、
寒
(
さむ
)
い
日
(
ひ
)
がつづいたのでした。
地面
(
じめん
)
は
凍
(
こお
)
って、
堅
(
かた
)
くかちかちとなりました。
親木と若木
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして、そこにあったおのをにぎって、たったひと
打
(
う
)
ちでかなしきを
地面
(
じめん
)
のなかにめりこませてしまいました。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そして
須利耶
(
すりや
)
さまは、たしかにその子供に
見覚
(
みおぼ
)
えがございました。
最初
(
さいしょ
)
のものは、もはや
地面
(
じめん
)
に
達
(
たっ
)
しまする。
雁の童子
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
けれど、はちは、その
地面
(
じめん
)
をはっている
虫
(
むし
)
のようには
悲
(
かな
)
しみませんでした。どこへなりと
飛
(
と
)
んでゆこうと
思
(
おも
)
えばいけたからです。
雪くる前の高原の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そこで、さっそく、
橋
(
はし
)
の下の
地面
(
じめん
)
をほりかえさせてみますと、殺された弟のがい
骨
(
こつ
)
がのこらずでてきました。
歌をうたう骨
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
山男はお日さまに
向
(
む
)
いて
倒
(
たお
)
れた木に
腰掛
(
こしか
)
けて何か鳥を引き
裂
(
さ
)
いてたべようとしているらしいのですが、なぜあの
黝
(
くろず
)
んだ
黄金
(
きん
)
の
眼玉
(
めだま
)
を
地面
(
じめん
)
にじっと
向
(
む
)
けているのでしょう。
おきなぐさ
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
けれど、
地面
(
じめん
)
にはっている
真紅
(
まっか
)
の
花
(
はな
)
には、あちらの
百合圃
(
ゆりばたけ
)
に、たった一
本
(
ぽん
)
まじっている、
黒
(
くろ
)
い
百合
(
ゆり
)
の
花
(
はな
)
が
見
(
み
)
えなかったのでした。
公園の花と毒蛾
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
地面
(
じめん
)
は石のようにかたくこおりついて、山にも谷にも、いちめんに雪がふりつもっていました。女は紙の
着物
(
きもの
)
をこしらえて、ままむすめをよんで、こういいました。
森のなかの三人の小人
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
こけももがいつかなくなって
地面
(
じめん
)
は
乾
(
かわ
)
いた
灰
(
はい
)
いろの
苔
(
こけ
)
で
覆
(
おお
)
われところどころには赤い苔の花もさいていました。けれどもそれはいよいよつめたい高原の
悲痛
(
ひつう
)
を
増
(
ま
)
すばかりでした。
インドラの網
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
牛女
(
うしおんな
)
の
子供
(
こども
)
は、なにか、
自分
(
じぶん
)
は
事業
(
じぎょう
)
をしなければならぬと
考
(
かんが
)
えました。そこで
村
(
むら
)
に
広
(
ひろ
)
い
地面
(
じめん
)
を
買
(
か
)
って、たくさんのりんごの
木
(
き
)
を
植
(
う
)
えました。
牛女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ちょうどそのとき、七年という年月のさいごの
瞬間
(
しゅんかん
)
がすぎさったのです。と、空にバタバタという
羽
(
はね
)
の音がして、十二
羽
(
わ
)
のカラスがとんできて、
地面
(
じめん
)
にまいおりました。
十二人兄弟
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「ああ、
萱
(
かや
)
で
串
(
くし
)
にしておけばいいよ。そら、こんな
工合
(
ぐあい
)
に。」
黒服
(
くろふく
)
は
云
(
い
)
いながら萱の穂を一
寸
(
すん
)
ばかりにちぎって
地面
(
じめん
)
に
刺
(
さ
)
してその上にきのこの
脚
(
あし
)
をまっすぐに刺して立てました。
二人の役人
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
鶏
(
にわとり
)
が
圃
(
はたけ
)
で
餌
(
え
)
を
探
(
さが
)
して
歩
(
ある
)
いていたり、はとが
地面
(
じめん
)
に
降
(
お
)
りて
群
(
むら
)
がって
遊
(
あそ
)
んでいたりしまして、まことにのどかな
景色
(
けしき
)
でありました。
おじいさんの家
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ある
明方
(
あけがた
)
、須利耶さまが
鉄砲
(
てっぽう
)
をもったご自分の
従弟
(
いとこ
)
のかたとご
一緒
(
いっしょ
)
に、野原を歩いていられました。
地面
(
じめん
)
はごく
麗
(
うる
)
わしい青い石で、空がぼうっと白く見え、雪もま
近
(
ぢか
)
でございました。
雁の童子
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
それこそ、まるで雨でもふるように、金貨がバラバラ、バラバラ
地面
(
じめん
)
におちました。
「テーブルよ、ごはんの用意」と、金貨をうむロバと、「こん棒、ふくろから」
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
“地面”の意味
《名詞》
地 面(じめん)
大地(地)の表面のこと。
(土地取引や、開墾の際に、)土地(用地)・地所(敷地)を指す。建築用語としては、建築物の建つ土地の表面のこと。
(出典:Wiktionary)
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“地面”で始まる語句
地面上
地面師