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放散
ふりがな文庫
“放散”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほうさん
75.0%
ほつち
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほうさん
(逆引き)
ところへ
物
(
もの
)
を
蒸
(
む
)
し、そして
發酵
(
はつこう
)
させるやうな日光が
照付
(
てりつ
)
けるのであるから、地はむれて、むツと息の
塞
(
つ
)
まるやうな
温氣
(
うんき
)
と
惡臭
(
あくしう
)
とを
放散
(
ほうさん
)
する。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
数万の毛穴から、身体中のエネルギーが水蒸気のように
放散
(
ほうさん
)
してしまった。私は脱ぎ捨てられた着物のようになって、いつまでも床の上に
倒
(
たお
)
れていた。
柿色の紙風船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
放散(ほうさん)の例文をもっと
(3作品)
見る
ほつち
(逆引き)
「別莊の人は勝手に人の水を使つて、後を
放散
(
ほつち
)
らかして歸つて行くんだからいゝや。おらつちは井戸替へをしたり、修繕のお金を出したりせにやならないから割に合はねえだ。」
水不足
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
放散(ほつち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“放散”の意味
《名詞》
放散(ほうさん)
香りなどを放ち散らすこと。
(出典:Wiktionary)
放
常用漢字
小3
部首:⽁
8画
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
“放”で始まる語句
放
放蕩
放埒
放擲
放火
放縦
放恣
放逐
放肆
放埓
“放散”のふりがなが多い著者
本多静六
三島霜川
正宗白鳥
海野十三