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潜熱
ふりがな文庫
“潜熱”の読み方と例文
読み方
割合
せんねつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんねつ
(逆引き)
水が水蒸気になる時には、一グラムについて、五百何十カロリーという
莫大
(
ばくだい
)
な
潜熱
(
せんねつ
)
を奪うことは、中学校や女学校で習った通りである。
「茶碗の湯」のことなど
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
森林
(
しんりん
)
でおほはれてゐる
土地
(
とち
)
は、
日光
(
につこう
)
は
枝葉
(
えだは
)
で
遮
(
さへ
)
ぎられて、
地面
(
じめん
)
を
温
(
あたゝ
)
めることが
少
(
すくな
)
いのと、もう
一
(
ひと
)
つは、
日光
(
につこう
)
が
直射
(
ちよくしや
)
によつて
葉
(
は
)
の
面
(
めん
)
の
水分
(
すいぶん
)
が
蒸發
(
じようはつ
)
するときに、
多量
(
たりよう
)
の
潜熱
(
せんねつ
)
を
必要
(
ひつよう
)
とします。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
潜熱(せんねつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“潜熱”の解説
潜熱(せんねつ、en: latent heat)とは、物質の相が変化するときに必要とされる熱エネルギーの総量である。通常は融解に伴う融解熱と、蒸発に伴う蒸発熱(気化熱)の2つをいう。潜熱の概念は1750年にジョゼフ・ブラックが導入した。
物質が固体から液体、もしくは液体から気体に相転移するときには吸熱が起こり、逆の相転移のときには発熱が起こる。上昇気流で凝結する際に生じる
(出典:Wikipedia)
潜
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
熱
常用漢字
小4
部首:⽕
15画
“潜”で始まる語句
潜
潜戸
潜門
潜伏
潜水夫
潜々
潜行
潜入
潜然
潜望鏡
“潜熱”のふりがなが多い著者
本多静六
中谷宇吉郎