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一儲
ふりがな文庫
“一儲”の読み方と例文
読み方
割合
ひともう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひともう
(逆引き)
「君の
品
(
もの
)
なんぞ出さなくったって
好
(
い
)
い。何しろ、
樺太
(
からふと
)
で、蟹の缶詰で
一儲
(
ひともう
)
けしようと思ったのだが——蟹はあるが、缶の方がうまくいかなかったんだ。」
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「今、話していたろう、河から金時計が湧くっていう話。……あれはネ李鴻章が、この夏、密輸入をして
一儲
(
ひともう
)
けしようとして
失策
(
しくじ
)
ったしろものなんだよ」
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ただこの景色を一
幅
(
ぷく
)
の
画
(
え
)
として
観
(
み
)
、一
巻
(
かん
)
の詩として読むからである。
画
(
が
)
であり詩である以上は
地面
(
じめん
)
を貰って、開拓する気にもならねば、鉄道をかけて
一儲
(
ひともう
)
けする
了見
(
りょうけん
)
も起らぬ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
一儲(ひともう)の例文をもっと
(6作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
儲
漢検準1級
部首:⼈
18画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一儲”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
長谷川時雨
夏目漱石
吉川英治
岡本かの子