“ぢめん”の漢字の書き方と例文
語句割合
地面100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時(とき)涙(なみだ)はらはらと湧(わ)いて来(き)た。地面(ぢめん)に身(み)を伏(ふ)せ、気味(きび)の悪(わる)い唇(くちびる)ではあるが、土(つち)の上(うへ)に接吻(せつぷん)して大声(おほごゑ)に叫(さけ)んだ。
(さあ此(こ)の上(うへ)へ乗(の)るんです、土(つち)が柔(やはら)かで壊(く)へますから地面(ぢめん)は歩行(ある)かれません。)
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
營(いとな)むが上(うへ)に彼(か)れは本家(ほんけ)とて世(よ)の用(もち)ひも重(おも)かるべく我(われ)とて信用(しんよう)薄(うす)きならねど彼方(かなた)に七分(しちぶ)の益(えき)ある時(とき)こゝには僅(わづ)かに三分(さんぶ)の利(り)のみ我(わ)が家(いへ)繁榮(はんえい)長久(ちやうきう)の策(さく)は彼(か)れ松澤(まつざは)の無(な)きにしかず且(か)つは娘(むすめ)の容色(きりやう)世(よ)に勝(すぐ)れたれば是(これ)とても又(また)一(ひと)つの金庫(かねぐら)芳之助(よしのすけ)とのえにし絶(た)えなば通(とほ)り町(ちやう)の角(かど)地面(ぢめん)持參(ぢさん)の聟(むこ)もなきにはあらじ一擧兩得(いつきよりやうとく)とはこれなんめりと思(おも)ふ心(こゝろ)は
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)