“七分”の読み方と例文
読み方割合
しちぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此時(このとき)帝國大學地震學教室(ていこくだいがくぢしんがくきようしつ)に於(お)ける地動(ちどう)は二寸(にすん)七分(しちぶ)の大(おほ)いさに觀測(かんそく)せられたから、同(おな)じ臺地(だいち)の湯島(ゆしま)に於(おい)ても大差(たいさ)なかつたはずと思(おも)ふ。隨(したが)つて階上(かいじよう)の動搖(どうよう)は六七寸(ろくしちすん)にも達(たつ)したであらう。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
あるに甲斐(かい)なく世を経(ふ)れば貧には運も七分(しちぶ)凍(こお)りて三分(さんぶ)の未練を命に生(いき)るか、噫(ああ)と計(ばか)りに夢現(ゆめうつつ)分(わか)たず珠運は歎(たん)ずる時、雨戸に雪の音さら/\として、火は消(きえ)ざる炬燵(こたつ)に足の先冷(つめた)かりき。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
自分は今帽を着る楽(たのし)みが七分(しちぶ)で窮屈なコルセをして洋服を着て居ると云つて好い。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)