“七分方”の読み方と例文
読み方割合
しちぶがた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実際自分が眼を上げて、囲炉裏いろりのぐるりに胡坐あぐらをかいて並んだ連中を見渡した時には、遠慮に畏縮いしゅくが手伝って、七分方しちぶがたでき上った笑いを急にくずしたと云う自覚は無論なかった。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)