“金庫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんこ50.0%
かねぐら33.3%
かなぐら16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうして、ほうぼうの金庫（きんこ）や銭箱（ぜひばこ）から舞（ま）いあがってきた金貨のゆくえを知ったら、村の人たちは、いまよりもっとおどろいたにちがいない。
透明人間 (新字新仮名) ／ ハーバート・ジョージ・ウェルズ(著)
鴻池本家（こうのいけほんけ）の外（ほか）は、大抵金庫（かねぐら）を破壊せられたので、今橋筋には二分金（にぶきん）が道にばら蒔（ま）いてあつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) ／ 森鴎外(著)
そんなところを目がけずとも、本町通りへ行きゃあ、ずうっと、大きな金庫（かなぐら）がならんでいるのに——
雪之丞変化 (新字新仮名) ／ 三上於菟吉(著)