“ぢづら”の漢字の書き方と例文
語句割合
地面100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大得意だいとくい船町倉次郎ふなまちくらじらうは、さらいうして圓石まるいし取除とりのぞくと、最初さいしよ地面ぢづらより一ぢやう尺餘じやくよ前面ぜんめんおいて、ぽかりと大穴おほあな突拔つきぬけた。
士官は吐き出すやうに言つて、葉つ葉を地面ぢづらに投げ捨てた。そして思ひきり強くくつかゞとで踏みにじつた。
娘はパラソルの先きで戦争いくさに出てゐる恋しい男の名前を地面ぢづらに書いては、踏み消したりなぞしてゐた。