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所
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どこ
ふりがな文庫
“
所
(
どこ
)” の例文
そこ
所
(
どこ
)
を
些
(
ちつ
)
と考へたら、あれぎり家出をして了ふなんて、あんなまあ
面抵
(
つらあて
)
がましい仕打振をするつてが有るものかね。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
新「間違える
所
(
どこ
)
じゃない、お母さんの方でさい違わなけりゃア、
此方
(
こっち
)
で約を
違
(
たが
)
える気遣いは無いのだから」
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
横浜の叔母さん
所
(
どこ
)
へ遣りませう
都会と田園
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
そう
怒
(
おこ
)
ったって仕様がねえ、出せば
往
(
い
)
き
所
(
どこ
)
がねえが、
娘子
(
あまっこ
)
が
情夫
(
おとこ
)
に
己
(
おら
)
ア
家
(
うち
)
へ
来
(
こ
)
うって連れて来たものを
追出
(
おんだ
)
すような事になれば、誠に義理も悪い、他に
行
(
い
)
き
所
(
どこ
)
はねえ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私は去年の九月松蔭を
暇
(
いとま
)
になりまして、
行
(
ゆ
)
き
所
(
どこ
)
がございません、何うかして詫にまいりたいが中々主人は一旦言出すと
肯
(
き
)
きません、あなたはお国からのお馴染だそうでございますが
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
娘「有難うございますが、
私
(
わたくし
)
も焼出されて
家
(
うち
)
はないのでございます、赤坂の火事で焼け出され、深川櫓下の親類共へ参って居りますと、今晩の火事で焼けてしまい、
行
(
ゆ
)
き
所
(
どこ
)
はございません」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
角「仕方がねえ、
外
(
ほか
)
に
往
(
ゆ
)
き
所
(
どこ
)
もねえから深川の
出船宿
(
でふねやど
)
へでも
行
(
ゆ
)
くべい」
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“所”の解説
所(ところ)とは、特定の場所を指して称する呼び方。
(出典:Wikipedia)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“所”を含む語句
所為
何所
所有
所以
便所
所謂
此所
所業
所々
所爲
場所
所詮
他所
所作
御所
所天
所縁
一所
近所
台所
...